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jcss校正で絶縁用保護具の点検

保護具や防具は、定期的に検査を行う必要があります。
保護効果が弱まっていると、作業員の安全と健康に危険になる可能性が出てくるからです。
保護具や防具を客観的に点検するのに役立つのがjcss校正です。
とくに絶縁用保護具と防具は、専門の計測機器を使用した点検が必須です。
活線作業や活線近接作業は、シンプルな作業内容であっても、作業員を危険な状態にさらすことになるため、絶縁仕様が義務付けられています。
絶縁仕様の保護具と防具は使用するたびに、わずかながらも劣化すると意識するほうが危機意識を持続しやすくなります。
現実には、よほどの損傷が見られない限りは、安全に使用できるのですが、作業中に気づないうちに損傷するケースがあることや、大丈夫と過信しているうちに経年劣化する可能性があるので要注意です。


絶縁用保護具と防具は、jcss校正で厳密に点検してもらうのが安全の第一歩です。
二次被害を防止するのにも効果的です。
作業員の安全と健康は、事業の継続にも影響します。
信頼を維持し、信用を損なわないためには、jcss校正の点検を受けていると証明できるのが強みになります。
実際に点検を実施すれば、その証明としてJCSS認定シンボル付校正証明書が発行されます。
一般的には感電事故対策が主な注目点なので、感電事故を防止するための措置として、点検を定期的に行うように現場でも意識を高めておきましょう。
校正の範囲内に、どのようなチェック項目があるのかを事前に確認しておきましょう。
校正の範囲外となる項目もありますので、必要に応じて作業員と監督者で構成の必要性や希望を話し合っておきます。


jcss校正では、電気と磁気、温度と湿度、光と力学といった対称的なポイントに注目すると、点検結果を理解しやすくなります。
電気は標準的な検査とでデジタル検査があり、多角的に把握しやすいのですが、磁気は画一的な把握になりがちです。
磁気のチェックは磁界測定器であるガウスメーターを使用できるのが理想的です。
ガウスメーターは直流にも交流にも対応しています。
温度は、温度指示計器と放射温度計の両方でチェックすると点検効果が高くなります。
放射温度計は、400℃までの範囲であればサーモグラフィーでも点検できます。
400℃を越える現場であれば、放射温度計で点検しておくことになりますので、対応温度がポイントです。
詳細項目で分かりにくければ、どうすれば作業員の安全を確保できるのかという視点を持つと良いでしょう。

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